2014年11月13日木曜日

2014宮古サーモン・ハーフマラソン

2014年11月9日(日) 宮古サーモン・ハーフマラソン(岩手・ハーフ)

一週前のフルマラソンに続き、今度はハーフマラソンです。

会場は、岩手県宮古市。エントリーはしてみたものの、宮古は、新幹線を使っても、盛岡経由で5時間以上かかる場所(沖縄の宮古島に行くより時間がかかる場所)、ホテルも会場近くが取れなくて、どうしようか悩んでいましたが、

土曜の夜、高速バスで、宮古に行くのが、値段的にも、時間的にも、有効だという結論に達しました。

というわけて、11月8日(土)前日の夜、浜松町の貿易センタービルのバスターミナルに向かい、22時発の宮古・山田行きの高速バスに乗り込みました。


多少眠るの苦労したりしましたが、翌朝午前7時すぎ、宮古駅に到着しました。


JR宮古駅の時刻表をみると、山田線は、釜石方面は運休中のまま、
盛岡方面は、9時31分の次は、14時45分。5時間以上も間隔が空いています。
(宮古ー盛岡は、急行バスが1時間に1本あり、JRの利用者は少ないようです。)

長時間乗車でちょっとお尻が痛くなったので、ゆっくり歩いて、柔軟運動しながら、受付会場に向かいました。

歩いて10分ほどで会場の岩手県宮古地区合同庁舎に到着しました。


東京から乗り換えなく、寝ているうちに会場まで行けるので、夜行バスも意外と楽かもしれないです。


スタートまで時間があったので、近くのパン屋や、参加賞のいかせんべいなど食べて、走る準備をしました。


気温は、東京よりかなり低くて、ゴール後のサンマの塩焼きの準備の火が暖房代わりになっていました。

レースは、午前8時55分に5キロの部がスタートし、出場するハーフマラソンは午前9時40分スタートになります。

ハーフマラソンは、震災前は海沿いを走るコースでしたが、震災後、2012年から山側を通るコースに変更となりました。とはいっても、津波の警戒は厳しく、緊急時の避難場所の案内も出ていました。



午前9時40分、曇り空、10度以下の気温、無風と走りやすいコンディションの中、ハーフマラソンがスタートしました。


ここ3大会はフルマラソンで、ハーフは久しぶり。
速いペースで走れるか、不安がありましたが、宮古駅前の商店街、多くの方の声援を受けて、テンションが上がってかなりいいペースで走り始めていきました。



1キロは4分33秒と速いペース、しかし、この先、持つか不安だったので、ちょっとペースを緩めました。

宮古大橋の上では、宮古湾の海を見ることができました。


その後、コースはJR山田線沿いに入りました。


5キロは、23分45秒で通過。今回は、1時間45分切れるかどうかと思っていたので、まずまずのスタートです。


その後、JR山田線の踏切を渡りますが、宮古ー釜石間の運休中のため列車の通過はありません。踏切には「休止中」と書かれています。


再び、線路沿いを走り、7キロ過ぎでは、招待の青山学院大学の選手と早くもすれ違いました。


9キロ過ぎ、長い上り坂を越えると、遠くに海が見えて、第1折り返し地点も近づいてきました。

また、再び、この坂を戻って越えなければいけないのかと思いつつ、折り返し後、勢いをつけてまた上っていきました。


10キロは、24分6秒で通過。しかし、この坂でかなり体力を消耗してしまいました。

その後、体感ではあまり上り坂と感じていなかったのですが、13.5キロまでは、かなり上り坂でペースもキロ5分を超えるようになってしまいました。


第2折り返し地点で、下り坂になり、前の集団に必死につくことで、ペースがまた上がっていきました。15キロまでの5キロは、24分59秒。
最低でも1時間45分切り、できれば1時間42分台を目標に残りを走ることにしました。

小刻みのアップダウンでペースを落としつつ、なんとか踏ん張って、再び、宮古大橋に戻ってきました。前方には、大根の仮装の方が見えたので、スパート。
ごぼう抜きならぬ、大根抜き。市街地になり、沿道応援が増えて、さらにペースを上げていきました。ラスト1キロは、再び4分半を切って、気持ちよくゴールしました。




1時間42分33秒。自己ベストよりは5分ほど遅いですが、現状では、まずまずのタイムでした。


ここからは、この大会の楽しみ。まずは、ドリンクを受け取り、着替えよりも先に、焼きたてのさんま、鮭のチャンチャン焼き、鮭汁、鮭ご飯を頂きました。




東京の目黒のさんま祭りでも振る舞われている、宮古産のサンマを宮古で食べる。本当に贅沢な感じです。
(そういえば、昨年も銚子半島ハーフマラソンで、銚子産を頂いたので2年連続のさんまです。)


秋の味覚を堪能して、会場を後にしました。

その後は、宮古駅に戻り、昨年、久慈に行ったものの乗らなかった三陸鉄道に1日フリー乗車券を購入して乗りました。


乗車したら特別のレトロ車両でテーブルもあり、豪華でした。


先月乗った山形鉄道よりも、かなりスピードが速くて、思ったより海よりも山を走っている印象です。

途中、団体旅行客の乗車が何度かあり、昨年のあまちゃんブームが現在も続いており、賑やかな車内でした。


白井海岸駅で下車して、海岸近くまで歩いて、海の景色を楽しみました。




白井海岸から再び宮古方面の列車に乗って戻りました。

田老駅付近、震災前は、かなりの住宅地だったようですが、今は更地になっていました。


改めて、震災前の写真、震災直後の写真、そして、現在の風景を見ていると、復旧してはいるものの、まだまだ、復興途上であることを感じます。



宮古市 東日本大震災の記録・被害状況 記録写真
http://www.city.miyako.iwate.jp/kikaku/kirokuphoto_1.html

宮古に戻ってからは、駅や市場で買い物 塩サイダーなど買いました。



そして、参加賞の無料入浴券がついていたので、市内の昔ながらの銭湯で、汗を流しました。


夕食は、駅前で、ホタテフライ・刺身定食を頂いて、最後の最後まで宮古の味を堪能して、



帰りも夜行高速バス、宮古から東京に戻りました。



LAP TIME
  0-  5km 23:45 (4:45.0/km)
  5-10km 24:06 (4:49.3/km)
10-15km 24:59 (4:59.7/km)
15-20km 24:39 (4:55.7/km)
20-  Goal 04:57 (4:30.6/km)

1時間42分33秒
ネットタイム手元 1:42:25 (4:51.3/km) 




参加賞:Tシャツ、いかせんべい、市内銭湯入浴券、観光施設割引券、さんまの炭火焼、鮭汁、鮭のチャンチャン焼き、鮭ごはん、スポーツドリンク、ヤクルト 
(参加料3,000円)


結果
ハーフマラソン招待
1 渡邉 利典 (青山学院大学) 1:04:51 (3:04.4/km)
2 松島 良太 (青山学院大学) 1:06:18 (3:08.6/km)
3 佐藤 研人 (青山学院大学) 1:07:40 (3:12.4/km)

ハーフマラソン男子
1 杉沢  諒        1:11:06 (3:22.2/km)
2 長澤 晃也 (TEAMキー) 1:11:24 (3:23.1/km)
3 山口 拓海 (青山学院) 1:11:59 (3:24.7/km)
4 佐々木 信彦 (ポセイドン) 1:12:59 (3:27.6/km)
5 小金渕 奏流 (東北方面特科隊) 1:13:47 (3:29.8/km)
6 山崎 幸一 (碧蒼くらぶ) 1:13:59 (3:30.4/km)
       
ハーフマラソン女子
1 佐藤 由貴 (ポセイドン) 1:21:24 (3:51.5/km)
2 大越 麻子 (盛岡走友会) 1:31:09 (4:19.2/km)
3 杉 佳世子 (盛岡市陸協) 1:31:37 (4:20.6/km)
4 菱沼 菜穂子 (青山学院大学) 1:38:04 (4:38.9/km)
5 伊藤 由希恵    1:39:30 (4:43.0/km)
6 佐々木 福子    1:40:27 (4:45.7/km)

10km男子
1 古舘  優 (富士大学) 31:28 (3:08.8/km)
2 小野 隼太       31:38 (3:09.8/km)
3 大河原雄平 (岩手大学) 31:51 (3:11.1/km)
4 星  寛人 (岩手大学) 32:13 (3:13.3/km)
5 菊池  翔 (岩手戦車) 32:30 (3:15.0/km)
6 上野 智幸 (岩手日報社) 32:35 (3:15.5/km)
     
10km女子  
1 橋本 美加 (鹿角陸協) 37:07 (3:42.7/km)
2 庄司 夏子 (千葉恵製菓) 40:54 (4:05.4/km)
3 土屋 正恵 (盛岡南スキー部) 41:05 (4:06.5/km)
4 佐藤 明子 (宮城陸協) 41:10 (4:07.0/km)
5 林   澪 (岩手大学) 41:15 (4:07.5/km)
6 工藤小百合 (クロベRC) 41:35 (4:09.5/km)

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)