2015年10月16日金曜日

2015別海町パイロットマラソン(その1)

2015年10月4日 別海町パイロットマラソン(北海道、フルマラソン)

12年連続12回目、毎年恒例、この大会が近づくと、毎年秋を実感します。

2015年10月3日(土)大会前日

昨年は、大会後、関東に台風が直撃して、帰りの便が欠航して、急遽、釧路空港から帯広空港に移動して、東京に戻るということがありましたが、
http://marathon-world.blogspot.jp/2014/10/2014_95.html

今年は、北海道の天気が荒れ模様で、強風が吹き続いており、2年ぶりに利用した中標津空港行きの飛行機は、着陸時に大きく揺れました。


中標津空港からは、レンタカーで40分ほど別海町に到着、毎年、お世話になっているお宅に、今年も宿泊させて頂きました。
(10年前に民泊制度が始まり、現在は民泊制度はないのですが、引き続きお世話になっております。)


会場近くの温泉 郊楽苑へ。毎年、恒例になっています。


そして、夕方から開会式に参加。


牛乳とアイスクリームが無料で食べられます。



開会式では、新しいキャラクターが登場 別海りょウシくん (漁師と牛)しました。食べ物だったり、ご当地アイドルだったり、毎年、何か新しいことを別海町は、しています。


10月4日(日)大会当日

今年も晴れました。12年連続の別海町ですが、にわか雨の年はありましたが、一日中雨ということは一度もなく、天気に恵まれています。

昨晩の夕食に続き、朝食とごちそうになり、準備をして8時45分過ぎに会場にレンタカーで向かいました。


風がやや強いですが、気温は思ったほど低くなく、心地よい天気です。



会場内で、ウォーミングアップして、スタートラインに立ちました。


例年、フルマラソンシーズンの開幕で、4時間を切るタイムで最近は走っていますが、
今年は、絶不調。8月の100マイル・ベルリン(162km)を完走した後、体調不良に陥り、その後、回復途上の中で、白馬国際トレイルラン(53km)を走って、極度の筋肉痛になり、ほとんどスピード練習できず、9/23の5000mの記録会では、25分近くかかってしまいました。

2013年12月の青島太平洋マラソン以来、2年近く、3時間台のタイムで走ってきましたが、今回は厳しそうです。


それでも、サブ4を目指して、午前10時 別海町営陸上競技場をスタートしました。


競技場を1周して、別海の市街地へ。久しぶりのフルマラソンで、ペース配分が分からなくて不安でしたが、最初の1kmは5分25秒。サブ4ペースで少し安心しました。


心配していた風、前半は向かい風になるのですが、建物や森もあり、思った程、風の影響もなく進んで行きます。


住宅地を離れ、左右は防風林に囲まれた道で、5km通過。27分1秒。まずまずの出足です。


酪農地帯に入り、コースが周りに木がなくなってくると、向かい風が厳しくなってきました。単独走で風をまともに受けないように、集団を意識しながら、時折ペースを上げて走って行きました。


国道243号線、12年連続で走っているのですが、道が老朽化してきているようで段差が目立ってきました。足をとられないように気をつけながら、10km通過。この5kmは26分52秒で、良いペースを保っています。


向かい風は徐々に強くなってきて、いつも以上に前のランナーを気にしながら走っていきます。14kmの中西別エイド、ここで3分の1。復路は28km地点なので、ちょうどこの場所が、序盤、中盤、終盤の起点となるポイントで、タイム、余力などを過去と比べるポイントとなりますが、タイム的には昨年と変わらないですが、向かい風で力を使い過ぎたのが、いつもより余裕がなくなってきました。


15km地点までの5kmは27分18秒で通過。踏ん張っていますが、一段と強い向かい風で、やはり疲れが出始めています。


16km手前でコースは左折して、風向きは横風に変わりましたが、後ろからどんどんランナーに抜かれはじめ、大幅にペースダウンしていることを自覚しました。


この地点でこの状態だと、サブ4は厳しいと判断して、完走賞の鮭では確実にゲットしようとここからは無理せずペースを落として走ることにしました。

後ろからランナーに追い抜かれ続けるのは、精神的にもきついですが、今の自分の調子を自覚して、我慢して走ることにしました。

中間点は、1時間59分台で通過。20km過ぎて、キロ6分を超えるペースになりました。

折り返して、残り20km、ここからは苦しいけど、できるだけ楽しんで走るようにしました。


追い風に変わり、呼吸も楽になってきました。毎年のように牧草ロールには色々メッセージが書かれており楽しいです。


25kmまでの5kmは、31分。もっとかかるかと思いましたが思ったよりは踏ん張っていました。キロ6分台だったら楽に走れそうです。


後半は、下り基調の道ですが、例年、上り坂のように感じます。とりあえず、5時間20分の制限時間だけは間に合わせるように走ります。


28kmの中西別のエイドに到着。3分の2が終了。中盤戦は苦しい走りでした。残り3分の1は、ペースはゆっくりでも楽しく走ろうと思いながら進んで行きます。


時折、雨がポツ、ポツと降ったり、風があったりで、暑くも寒くもなくちょうどいい感じです。足だけはなかなか前に進みませんが。


30kmから35kmは、住宅地がなく、このコースでは精神的に一番、厳しいところ、そこを何とか耐えて、通過。キロ6分台は維持して、思ったよりは早めにゴールできそうです。


残り5kmを切って、37.5kmエイドでは、牛乳や炭酸飲料があり、頂きました。


牛乳を飲んだら、息を吹き返した感じで、ペースが上がっていきました。


ようやく、前を行くランナーをごぼう抜きできるようになり、元気も回復してきました。


街中に戻ってきて、ゴールが近づいてきたことを実感します。


40kmを通過。この地点で4時間を越えていました。それでも、最後は力を振り絞って走ります。



ラスト2kmは、強い向かい風を予想していたのですが、思ったほど強くなく、ごぼう抜きで走っていますが、後ろから唐辛子と枝豆が猛追してきます。


競技場に入り、多くの方の声援を受けて、トラックを一周。唐辛子と枝豆の猛追から逃げ切りゴール?


4時間16分でのフィニッシュでした。

連続サブ4の記録は途絶えてしまいましたが、悪い調子なりに、気持ちを切らさずに走ることができました。

とはいえ、昨年と比べると疲労度は少なく、序盤もう少しゆっくり走ったら、4時間1桁台でフィニッシュできたかなというのは、反省点です。




他の陸上競技場では、芝生立ち入り禁止の場合が多いので、ゴール後、芝生で寝転がることができるのは、気持ちいいです。


完走後は、秋味鍋と牛乳。走りきった後なので、最高です。


そして、別海町の牛乳とアイスクリームを使ったシェイク(300円)も最高です。


最後は、完走賞の鮭、これで12年連続12匹目になります。


その場で、発送の手配もできるのですが、大変ですが持って帰るのが楽しいので、利用しませんでした。

午後3時過ぎ、レンタカーに鮭を積んで、別海町をあとにしました。

その2へつづく


LAP TIME
  0-  5km 27:01 (5:24.1/km) 
  5-10km 26:52 (5:22.5/km) 
10-15km 27:18 (5:27.5/km) 
15-20km 28:50 (5:45.9/km) 
20-25km 31:24 (6:16.8/km) 
25-30km 33:05 (6:37.1/km) 
30-35km 33:23 (6:40.7/km) 
35-40km 34:50 (6:58.1/km) 
40-Finish 13:42 (6:14.7/km) 
ネットタイム 4:16:26 (6:04.6/km)
グロスタイム 4:16:37

過去の別海町パイロットマラソンの成績 (開催年をクリックすると完走記にリンクしています)
2004年 4:15:25
2005年 4:14:14
2006年 4:22:34
2007年 4:38:29
2008年 4:24:55
2009年 4:08:53
2010年 3:58:18
2011年 3:55:26
2012年 3:53:46
2013年 4:10:59
2014年 3:58:55
2015年 4:16:37

参加賞:秋味鍋、バター、ヨーグルト、甘酒、牛乳、スポーツドリンク、アイスクリーム
完走賞:新巻鮭、バスタオル

総合男子
1 大滝 一夫 2:36:34
2 一橋 聖也 2:37:46
3 福田 孝之 2:38:36
4 平田  武 2:39:33
5 坂本 康佳 2:39:51
6 五十嵐 健 2:40:18
7 坂  大祐 2:40:52
8 仲村 真哉 2:41:00

総合女子
1 浅沼 志保 2:58:12
2 山崎 明美 3:03:18
3 本山可那子 3:05:07
4 稲澤  忍 3:07:09
5 田端 りん 3:07:54
6 浅野 理恵 3:12:35
7 近藤 まや 3:13:22
8 池田亜紀子 3:15:33

別海町パイロットマラソン(動画)
公式hp http://betsukai-marathon.jp/

その2へつづく

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)