第5回100マイル・ベルリン ベルリンの壁一周マラソン 161.9km
Der Mauerweglauf / 100MeilenBerlin / The Berlin Wall Race 2016
2016年8月13日-14日
http://100meilen.de/
つづきです。
2016年8月13日(土)午後2時30分頃 スタートから約60km
そして、65kmの第11エイドに到着。この時点で15時20分過ぎ、時間的にはまずまずですが、第2ドロップポイントのある91km地点までに、日があるうちに行かなければいけません。
91km地点の関門は、22時45分ですが、
装備必須のライト、蛍光ベストは、そこに荷物を預けているので、遅くとも日没の21時までに到達しないと、失格になってしまいます。
そして、79km。約半分となる第13エイド Brauhaus Meierei (ビール工場)に到着。
まずは、ビールを頂きました。
Der Mauerweglauf / 100MeilenBerlin / The Berlin Wall Race 2016
2016年8月13日-14日
http://100meilen.de/
つづきです。
2016年8月13日(土)午後2時30分頃 スタートから約60km
ドロップポイントで20分ほど休憩して、再び走り始めました。
ここでは、Karl-Heinz Kube へのメッセージを書いて、風船を飛ばします。
コースは川沿いの森の中の道に、ここも、昨年は真っ暗で、突然、動物の鳴き声がして少し怖い思いをしましたが、今年は安心です。
散歩を楽しんでいる人も、多く見かけました。
途中、無人/私設エイドもあり、ドイツ語が読めなかったのですが、暑くなってきたので、頂きます。
65km手前、Karl-Heinz Kube の追悼の十字架前に、多くの参列者がいました。
91km地点の関門は、22時45分ですが、
装備必須のライト、蛍光ベストは、そこに荷物を預けているので、遅くとも日没の21時までに到達しないと、失格になってしまいます。
昨年のペースでは危ないので、今年はこの辺りから、この時間を意識して、ペースを落としすぎないようにしました。
ここからはしばらく長い直線が続く林道に入ります。路面も砂利だったり、土だったり不安定です。
ここまで、転倒するランナー、つまづくランナーを数多く見てきたので、気をつけて走っていきます。
高速道路を渡っても、ひたすら、長い直線。しかし、昨年のことを考えたら、直射日光を遮る森の中は、天国です。
長い長い直線を抜けると、ポツダムの街に入りました。
72kmの第12エイドに到達。景色も変わり、ちょっと気分転換できました。
ここからしばらくは、住宅街、石畳の路面は、70km以上走ってきた足にはこたえます。
細かなアップダウンも続きます。ただし、ドイツ(ベルリン)のランナーは坂が苦手なようですぐ歩くランナーが多いので、その中、着実に前のランナーを追い抜いていきます。
土曜の午後、テラスでくつろいでいる人、バーベキューをしている人を横目に走っていきます。
昨年も走っていて感じたポツダムの美しい街並み、そして、美味しいビール工場のビールがそろそろ近づいてきて、気持ちは上がっています。
川沿いの風景が涼を感じます。
土曜の夕方、日光浴を楽しんでいる人が川沿いにたくさんいて、コースから100mほど離れた芝生では、男性も女性も上半身裸で寛いでいます。
芝生で寝転がりたい衝動に駆られましたが、まずはビールが飲める次のエイドを目指しました。
まずは、ビールを頂きました。
ドイツで飲むビールはなぜ美味しいんだろうと思うほど、格別な味です。
ここで、何人かの日本人ランナーと応援の方に会うことができました。
午後5時半を過ぎ、残り半分ちょっと、ここからが踏ん張りどころです。
再び、走り始めましたが、徐々に疲れも感じ始め、足取りは重くなってきていました。
夕暮れ迫る川沿いの風景を見ながら、84kmの第14エイドに到着。
昨年より気温は低いものの喉は渇きやすく、エイドごと、水や炭酸水をペットボトルについでもらっています。
とりあえず、91kmの第2ドロップポイントまでは、早めに行きたいと思い、休憩も少なめにして、走り始めました。
木々に囲まれて、暗くなり始めて、先を急ぎます。アスファルトよりは土の道の方が足に負担がかからず、走れます。
森の中に1人、寂しさを感じながら、次のエイドに向かっていきます。
昨年通った景色を思い出し、エイドが近くなったと感じ、19時50分頃、お城の第15エイド(第2ドロップポイント)に到着しました。
とりあえず、日没前に到着できて一安心しました。
ここは、しっかり休憩して足を休めました。
今大会3杯目のビールも頂きました。
蛍光ベストを着て、靴下を履き替えたのですが、足がむくんでいて、靴を履くのに相当苦労しました。
日本の大会以上に、ドイツの道、足に負担がかかることを実感しました。
残り70km、試練が続きます。
その6へ続く
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