2016年9月1日木曜日

100マイル・ベルリン 2016 (ベルリンの壁一周マラソン)162km (その1)

第5回100マイル・ベルリン ベルリンの壁一周マラソン 161.9km
Der Mauerweglauf / 100MeilenBerlin / The Berlin Wall Race 2016
2016年8月13日-14日
http://100meilen.de/

昨年に引き続き、海外での100マイルのウルトラマラソン出場のために、ドイツ・ベルリンで走ってきました。

今年は、この大会の日本事務局として、参加ランナーの募集をして、現地でのサポートも行いました。
https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/63593

2016年8月10日(水)

昨年は、木曜出発・フランクフルト経由でしたが、
今年は、チケットが安かったこともありベルギーのブリュッセル経由にしたのでしたが、遅延などトラブルがあるかもしれないと思い、1日遅れても大丈夫なように水曜出発にしました。


待合室では、リオ五輪や高校野球で盛り上がっている中、ブリュッセル行きに搭乗しました。3月末のテロ事件の影響で、夏休みにも関わらず、空席が目立っていました。

機内、向かい風の影響で、30分遅延となるアナウンスがありました。
ブリュッセルからベルリン行きの便の乗り継ぎ時間は55分で、定刻でも、ギリギリかなと思っていたので、心配になります。


8月10日(水)現地時間午後16時20分頃、ブリュッセル空港に到着。乗り継ぎ時間25分。
機内で「タイトコネクションですが、すべてのお客様が乗り継ぎできるようにします。」
アナウンスがあり、大丈夫かなと思いつつ、飛行機を降りました。

入国審査は、列が少なく、スムーズに抜けて、急いで、搭乗ゲートに向かいます。
出発7分前、間に合ったと思って、搭乗口に行ってみると、すでにゲートは閉まって、誰もいませんでした。

乗り遅れは、初めての経験、でも慌てても仕方ないので、係員が来るのを待ちました。
しばらくして、搭乗係員が来て、拙い英語で事情を説明して、ANAの担当者の元へ連れて行ってもらいました。

そして、午後9時過ぎの便に振り替え、お詫びとして、空港内で利用できる10ユーロの飲食券を頂きました。


4時間ほど空き時間はありますが、とりあえず、今日中にベルリンに行けそうだと、ホッとしました。



時間があったので、ブリュッセル空港内を回りました。テロの影響で厳重警戒かと思ったのですが、銃を持った警官を時折、見かけるものの思ったほどピリピリした雰囲気はありませんでした。

ただし、空港の入り口では、荷物検査などが行われており、搭乗者以外の警備は厳しくなっているようでした。

ベルギーのビール、ワッフル、チョコレートを買って、ベルギーの雰囲気を感じつつ、出発まで待ちました。



午後10時半頃、ドイツ・ベルリン・テーゲル空港に到着。スーツケースも、ロストバゲージにならずに無事、手元に戻りました。

テーゲル空港で、ベルリン市内交通ABゾーンの1週間フリーパス(30ユーロ)を購入。
(土日は走るので、使わないのですが、5日間利用すれば、元が取れます。(1日券は7ユーロ))

市内に向かうTXLバスに乗りました。このバスに乗れば、宿泊ホテルのあるアレクサンダープラッツ (Alexanderplatz)に直通で行けるはずだったのですが、最近、変更になったようで、手前のベルリン中央駅までしかいかず、途中で降ろされてしまいました。


その後、乗り換えに苦労して、行ったり来たりしてしまいましたが、23時半過ぎにアレクサンダープラッツ駅に到着しました。



猛暑の日本と比べると、今年のベルリンは寒く夜は、10度台前半、半袖ではいられない寒さでした。

そこから歩いて、Ramada Hotelに到着、ぎりぎり水曜日でした。ホテルにチェックインして、長かった1日が終わりました。


2016年8月11日(木) 
この日は、1日フリーです。

朝はゆっくりテレビを見ていました。
ドイツのテレビでも、リオ五輪が頻繁に放送されていました。
ドイツ選手だけでなく、体操の内村選手や柔道の日本選手の活躍も、流していました。




その後、外出しました。
市内のバス、トラム、地下鉄、電車乗り放題の切符なので、あまり計画を立てずに、思い立った場所に行くことにしました。


まずは、明後日のスタート、フィニッシュ地点の運動公園 Friedrich-Ludwig-Jahn-Sportpark に立ち寄りました。昨年は、この近くの宿泊したので、懐かしい景色です。

日本で言えば、駒沢公園のような雰囲気で、ジョギングしている人をよく見かけました。

その後は、ベルリン・オリンピアシュタディオンに行ってきました。

最寄駅は、地下鉄(U-Bahn)、近郊電車(S-Bahn)の2駅あり、行きはU-Bahnで下車しました。



1936年のベルリン五輪の時に建設されたスタジアム、石で作れらた外観は当時の面影を残っています。


試合のない日は、スタジアム内を見学することができます。(7ユーロ)

ワールドカップサッカー、世界陸上、チャンピオンズリーグ決勝など、最近でも大きな大会が開かれています。

併設のプールでは、20度を下回っている気温だと思うのですが、寒さに負けず、泳いでいる人もいました。



内部は、改装したこともあり、新しさを感じます。




会場内には、この場所を本拠地としているサッカーチームのヘルタベルリンのグッズを販売しているお店や、レストランが併設されています。


日替わり定食らしきものが、5.9ユーロと安かったので、ここで昼食をとりました。

お店の人が豪快に盛り付けてくれて、とてもボリュームがあり、お腹いっぱいになりました。



帰りは、S-Bahnの駅から乗ることにしました。こちらは、多くのホームがあり、7万人の集客があるスタジアムの観客の輸送も、これだったら大丈夫だろうと思う感じでした。


その後、ベルリン動物園駅で下車して、川沿いを散策しました。


午後になると気温も上昇してきて、直射日光を受けると暑さを感じるようになりました。


ベルリンでもポケモンGOが流行っているようで、スマホに夢中になっている人をよく見かけました。(ブリュッセルの空港でも、見かけました。)



戦勝記念塔、ブランデンブルク門と歩いて回りました。

 



ブランデンブルク門は、大会のコースにもなっています。


そして、ベルリンの壁が残っているイーストサイドギャラリーも、見に行きました。
昨年は、ゴール近くで、ゆっくり見ている暇がありませんでしたので、じっくり見てきました。


壁に様々な絵が描かれていて、日本の怪しげな絵もありました。


壁の修復作業を行っている関係で、フェンスで立ち入りが規制されている場所もありました。





壁の裏側は、現在のシリア情勢を示す写真が展示されていました。




ベルリンは、日本のお店はそれほど多くないのですが、Hackescher Marktには、ユニクロと無印良品が並んでいて、ここだけ日本の雰囲気でした。



夕方、ケバブ(3.5ユーロ)を買って食べたら、思った以上のボリュームで、これだけで夕食代わりになりました。


こうして、木曜は終わり、
ベルリンの気候、雰囲気、時差にも慣れてきました。
翌日は大会受付、パスタパーティになります。

その2へ続く

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)