2017年3月23日木曜日

2017能登和倉万葉の里マラソン(その2)

2017年3月12日(日)能登和倉万葉の里マラソン (石川・フルマラソン)
つづきです

大会当日 午前7時
午前10時スタート、スタート地点も徒歩圏内ということで、普段のレースと異なり、遅めの起床です。


ゆっくり準備しつつ、朝食バイキングで食事を済ませ、イベント会場を散策しました。




時間があればフィニッシュ後、牡蠣を焼いて食べたいのですが、残念ながら今回はその時間がないので、雰囲気だけでも感じました。



午前9時、ホテルで名古屋ウィメンズマラソンをテレビ観戦。スタートの様子を見てからホテルをチェックアウトしました。


フィニッシュ後は大変なのに、スタートはかなりゆっくりできています。


9時半ごろ、ホテルから歩いて5分ほどでスタート地点に到着しました。


寒さが心配されましたが、この日は、朝から晴れて、暖かく、スタート前もそれほど寒さを感じず待つことができました。


今大会史上、一番良い天気の中、午前10時、フルマラソンの部がスタートしました。



帰りの飛行機の時間を間に合わせつつ、エイドも楽しむことができるか、難題を抱えながら、序盤、2週前の東京マラソンよりは、速めのペースで走って行きました。


温泉街を抜けると、しばらくはフラットなコースでしたが、徐々にこのコースの名物であるアップダウンが始まりました。



能登島へ向かう能登島大橋。
右も 左も 海、絶景です。

このコースは登り坂の前に看板があります。
1/11ー11の坂のうち1番目の坂、分かりやすいです。


最初の坂は、景色も良く、気持ちよく、登って、下っていきます。




能登島に入っても、細かなアップダウンが続きます。






5km地点は26分29秒で通過。
2週前の東京マラソンより1分速いタイム。
4時間以内でゴールしなければならず、序盤、坂がありますが積極的に走ります。



右に七尾南湾の海を見ながら、坂もあまり苦にならず走っていきます。




この辺り、先頭ランナーとすれ違います。


風もほとんどなく、走りやすい天気で、良いペースです。


第1折り返し地点が近づき、往路・復路ランナーで道が埋まってきました。


折り返しを前に、再び、登り坂がありますが、順調に走れています。


折り返して、下り坂、また海が見えて、気持ちよく走れています。



10kmまでの5kmは、26分39秒。厳しい坂が続いていますが、東京マラソンより速いペースで走れています。



第2折り返し地点を折り返して、今度は、左に海を見ながら、能登島大橋そばまで、戻ります。



引き続き、細かなアップダウンが続きますが、余裕があり、苦にならずに上れています。



15km地点通過。この5kmは26分20秒。4時間以内で走るには、良いペースを維持しています。


コースは能登島大橋の手前で右折します。ここからは、七尾西湾をぐるりと一周するコースになります。
徐々に、沿道の応援も増えてきました。


相変わらず、上り坂、下り坂が頻繁に繰り返されます。


しかし、リズムよく走れていて、あまりペースは落ちていません。


七尾西湾の海を見ながら、晴れ、風もほとんどなく、爽快な気分で走れています。





気がつくと9つ目(9/11)の坂を上り、20km地点を通過。
この5kmは、26分48秒。東京マラソンでは、26分台のラップは、1回だけでしたが、この日は、20kmまで続けることができました。



そして、坂の上り坂の途中で、中間点を通過。1時間52分9秒
東京マラソンの時より2分半ほど速いペース、サブ4、そして、3時間50分切りも狙えそうなペースです。


ちょっと気持ち的に余裕ができて、ペースを若干落とします。


引き続き、坂のアップダウンが続きますが、余力を残して走れています。


22km過ぎの給食ポイントでは、ブリフレークにぎり、のとじま菜っぱめしがありました。午前10時スタートということもあり、お腹が空き始めていたので、しっかり食べました。



そのあとは、ツインブリッジのとを渡り、能登島を離れます。


右も左も海、再び、絶景が広がります。




しかし、このあたりから、徐々に足が重くなってきました。



橋を渡った後も、細かなアップダウンが続きます。


25km地点通過。この5kmは27分42秒、少しペースが落ちました。
それでもサブ4を狙うのには、十分なタイム、何とか飛行機に間に合いそうだと、そんな気持ちになってきました。



しかし、ここから厳しい坂が待っていました。
10番目の坂(10/11)は、今までよりも斜度がきつく、良いリズムでは上がれず、歩くようなペースで、息も切らしながら、上がっていきます。


やっとの思いで、坂の上りきって、下ると、今大会の名物の「能登マ丼」エイドが見えてきました。



能登和倉万葉の里マラソン丼は、牡蠣のあんかけ丼。
人気の丼で、サブ4を目指す周りのランナーも、ほとんどの人が立ち止まって、食べて行きます。



坂で苦しんでいたので、ここでの丼は、嬉しかったです。


能登マ丼エイドを過ぎると、11番目(11/11)。看板上は最後の坂です。


距離は短い坂でしたが、ここも急な坂で苦しみ、前半の良いリズムがここで、悪くなってしまいました。


この坂を過ぎると、平坦な道が多くなりますが、ペースは完全に落ちてしまい、ランナーに抜かれることが多くなってきました。


遠く、遥か前方に和倉温泉街も見えますが、あと12km以上、ここからが本番です。


30kmまでの5kmは、29分25秒。坂のダメージで大きくペースダウン。
東京マラソンの時と比べても、余力度は無くなっていました。
それでもキロ6分で走ればサブ4、ここからは我慢の走りです。


大きな坂は無くなりましたが、小さなアップダウンは続きます。
おまけに、向かい風も強くなり始めて、なかなか進みません。


33.4kmの給食で、中島菜のおか湯を食べて、踏ん張ります。


向かい風で動かないですが、立ち止まったら飛行機に間に合わないので、頑張ります。



35km地点通過。この5kmは、30分43秒まで落ちました。サブ4を狙うには、ギリギリになってきました。


エイドで、果物、細巻きなど食べて、ラストに備えます。


周囲の建物が少なく、向かい風をまともに受ける状況で、気持ちを切らさないように踏ん張って走ります。


同じようなペースの人について、我慢します。


残り5km、残り4kmと看板が出ると、サブ4まで何分で走ればいいのか、頭を巡らせながら走ります。


40km地点通過。3時間45分17秒(グロスタイム3時間45分25秒)。
この5kmは、31分11秒。ギリギリのラインで走り、何とかサブ4が見えてきました。


40km過ぎから、再び、長い坂がありました。しかし、この坂は残り距離が少ないこともあり、何とか我慢して上りきることができました。


坂を上りきったら、和倉温泉街に入りました。
多くの方の応援してくれています。
「サブ4いける」という声もあり、何とか飛行機に間に合う時間に戻ってきました。


ゴール後も体力を使うので、最後は、力をキープしながら走っています。


温泉街は、道も狭く、両脇に応援の方がいるので、とても気持ちよく走れます。




そして、フィニッシュゲートが見えて、ゴール
3時間58分42秒(ネットタイム)


坂の多い難コースですが、飛行機の時間に間に合わせるために頑張って、サブ4で走ることができました。
東京マラソンより3分ほど遅いですが、坂を考えると上出来の内容でした。


フィニッシュしてからが、もう一つの能登和倉万葉の里マラソンがスタートしました。
ここから残り50分で、和倉温泉駅に行かなければいけません。


手湯にちょっとだけ浸かり、タオル、完走証を受け取り、送迎バスが止まっていなかったので、そのままの格好で歩いてホテルに戻りました。



15分ほど歩いて、ホテルに到着、荷物を受け取りました。
イベント会場で、参加賞のつみれ汁を頂きました。



そして、参加賞の金券500円で、殻付き牡蠣5個と交換しました。



通常は、その牡蠣をその場で焼いて食べるのですが、そんな時間がなく、持ち帰ることになります。


もっとゆっくりしたいと思いながら、急いで着替えて、帰る準備が整いました。

14時37分、能登和倉駅まで1.1km をあと13分。
駅行きの無料送迎バスは、まだ来ないので、駅まで走ることに。

フルマラソンの後に、再び1キロちょっと、大きな荷物を背負って走りました。

喉からからの状態で、14時47分に、和倉温泉駅に到着。
乗合タクシーの出発に間に合いました。
ワゴン車には、4人ほどランナーが乗っていました。。


14時50分に時刻通り、乗り合いタクシーが出発(能登空港まで1600円)。ようやくゆっくりすることができました。


車窓からは、終盤、ゴールに向かって走るランナーを見ることができました。


午後3時50分頃、能登空港に到着、出発までは1時間以上ありました。
(しかし、和倉温泉から通常のタクシーを使うと1万5000円以上かかるので、乗合タクシーしか手段はありませんでした。)


空港では、時間ができたので、レストランで能登牛丼(輪島塗のお箸付き)を頂きました。



最後はとても慌ただしかったですが、充実した内容の初能登旅行でした。

午後5時前、マラソンの制限時間(7時間)と同じ時間に飛行機に乗り込み、午後6時には羽田に到着しました。

参加賞の牡蠣は、後日、電子レンジ調理で頂きました。


今度は、もう少し余裕のあるスケジュールで、能登を楽しみたいと思います。



LAP TIME
  0-  5km 26:29 (5:17.8/km)
  5-10km 26:39 (5:19.8/km)
10-15km 26:20 (5:16.0/km)
15-20km 26:48 (5:21.6/km)
20-25km 27:42 (5:32.4/km)
25-30km 29:25 (5:53.0/km)
30-35km 30:43 (6:08.6/km)
35-40km 31:11 (6:14.2/km)
40-Finish 13:25 (6:06.7/km)

前半 1:52:09 (5:18.9/km)
後半 2:06:33 (5:59.9/km)

ネットタイム 3:58:42 (5:39.4/km)
グロスタイム 3:58:50

参加賞:アームカバー、500円金券、つみれ汁、ドリンク


2017能登和倉万葉の里マラソン スタートからフィニッシュまで https://youtu.be/UWvciG9437U

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間11分53秒 ティギスト・アセファ (エチオピア) 2023年9月 ベルリンマラソン (3分08秒/km)

◆女子日本記録 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月 ベルリンマラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間09分14秒 風見 尚 (日本)  2018年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分42秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分31秒 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ) 2021年11月(ポルトガル・リスボン)(2分43秒6/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)