鯖街道ウルトラマラソン 2012年5月20日(日)76km
「京は遠ても十八里」と唄われた福井県小浜市から京都市左京区(出町柳)までの鯖街道。
サバに塩をまぶして夜も寝ないで京都まで運ぶとちょうど良い味になることから、運ぶ人達は「京は遠ても十八里」と唄いながら寝ずに歩き通したと言われている。
そんな歴史ある道を使った大会が鯖街道ウルトラマラソン(76キロ)です。
5月19日(土)昼
新幹線で米原に行き、そこから北陸本線に乗り換えて敦賀駅へ、20分ほど乗り換え時間があって、市内をちょっとだけ散策した後、小浜線に乗り換えて1時間ほど、小浜駅に到着したのが17時前、東京から5時間の長旅でした。
小浜駅から歩いて数分で商店街へ、翌日のスタート地点には鯖街道ウルトラマラソンスタートの横断幕がすでに準備されていました。その隣りのホテルせくみ屋で、ナンバーカードを受け取りました。ホテル内には、オバマ大統領とミシェル夫人が、米国よりも?市内ではオバマ人気が続いており、街のいたるところに、オバマ大統領関連のグッズで溢れていました。
昔ながらの商店街と漁港があり、海辺は静かで、釣りを楽しんでいる人もいました。海の向こう側は、大飯原子力発電所が立地する大島半島が見えます。
若狭フィッシャーマンズワーフ内の市場で、ヤリイカの寿司を購入して、お茶・味噌汁が無料のイートインコーナーで食べました。実はヤリイカは小浜産ですが、有名な焼き鯖寿司はノルウェー産だということがここでわかりました。
鯖の水揚げ量が減ったこともありますが、ノルウェー産は脂肪分が豊富で身も大きいため、焼き鯖には適しているとのことです。小浜産の鯖は、押し寿司や酢味噌和えに使われているそうです。そんな色々な発見をしつつ、宿に戻って、早めに就寝しました。
5月20日(日) 午前4時起床
朝食は昨日買った焼鯖寿司、意外とボリュームがあることに驚きましたが、76キロの長丁場の前なので、全部食べました。天気はうす曇り、思ったほど暑くなそうです。今回は、非舗装のトレイルコースが中盤続くので、トレランシューズ、ハイドレーションとトレイルランニングのスタイルで準備しました。
5時過ぎに宿を出て、フィッシャーマンズワーフ横の台場浜公園で、京都のゴール行き荷物をトラックに預けました。
そこから、スタート地点となるいずみ町商店街のアーケードに向かいました。
この大会は
小浜から京都までの76kmのAコース(通称:全鯖)の他に、
途中の梅ノ木から京都までの42㎞のBコース(通称:半鯖)があり、半鯖の選手は京都集合で、荷物を置いて、(走る格好で)スタート地点にバスで連れいってもらいます。ちなみに参加賞の焼き鯖は、Bコースでも半鯖ではなく全鯖もらえます。
約400人、スタート地点に集まりましたが、首都圏のウルトラマラソンに比べると、明らかに百戦錬磨の方々たちばかりのような感じに見えました。
当初はあくまで3週間後の飛騨高山ウルトラマラソン(100km)に向けての足慣らしで考えていましたが、76キロで制限12時間は余裕かなと思ったのですが、800m級の峠を3つ超えるコースで、何時間でゴールできるか予想がつきません。若干、不安に感じながら午前6時にレースがスタートしました。
つづく
鯖街道ウルトラマラソン 京都トライアスロンクラブ
http://www.ktc-kyoto.com/
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