2012年9月22日土曜日

2012信越五岳トレイルランニングレース(その2)

2012年9月16日 午前5時30分

110kmの長い長いレースがスタートしました。



110kmなのに、スタートから速いペースで集団が走っていることに、戸惑いつつも、長丁場、焦らず自分のペースを乱さずに走りました。














一旦、コースは、スタート地点付近に戻り、ボランティア、ペーサー、応援の方が道の両脇から再び大声援で見送られます。




本当に長い旅路が始まりました。

コースは斑尾⇒妙高 ⇒ 黒姫 ⇒ 戸隠⇒飯縄 の順に走りますが、今振り返ると、斑尾エリアが一番走りやすいゾーンで、心地よいアップダウンが続き、早朝の木洩れ日の中を気持ちよく走っていきました。



※オフィシャルホームページより http://www.sfmt100.com/cousemap/cousemap.pdf





10kmは、1時間10分で通過。単純計算で、10km2時間ペースでいけば、制限時間の22時間で間に合うので、キロ7分ペースは、思ったよりも早かったですが、昼になると、暑さであまりペースを上げて走れないことを考えると、これでよいと思いました。






その後も、順調の非舗装の道を走って、野尻湖を見下ろしながら、スタート2時間12分で18.5kmの第1エイド(1A)に到着しました。ウルトラマラソンはエイドが5キロ感覚なので、エイドの感覚が長いのは、耐えられるかなと思ったのですが、ハイドレーションも装備していたし、まだ序盤ということもあり、問題なく通過できました。





1Aが終了すると、道は登山道へ、斑尾山頂を目指します。今まではほぼ走ってきましたが、ここから、完全に歩かないと登れない道になりました。苦手な登りも、列に遅れず、時には抜かしながら、登っていきます。

ただ、登っていくと心拍数が上がって、呼吸が苦しくなってきます。何とか耐えて20km地点を通過、この10kmも1時間34分、上り坂が続く中で、順調に貯金を作っていきます。



ほどなくして、斑尾山頂へ、雄大な景色にほっとしますが、まだゴールまで90キロ近い道のり、先は遠いです。



その後、急な下り、足への負担を気にしつつも、ブレーキをかけすぎないように下っていきました。



下りきったところで、23.9kmの第2エイド(2A)斑尾高原レストランバンフに到着しました。ここまでの所要時間は3時間20分、残り18時間40分。おそらく、自分の実力よりはペースが早いと思い、ここは少しゆっくりめの休憩、トイレ、ハイドレーションの水の追加、コーラやエイドの食べ物(バナナ、パン、果物、お菓子)を多めに摂って、約15キロの次のエイドまでの体力を蓄えました。




つづく

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)