2012年11月1日木曜日

2012柏崎マラソン(後編)

つづきです。http://marathon-world.blogspot.jp/2012/10/2012_31.html

2012年10月28日(日)

柏崎マラソンは、制限時間5時間の公認大会で、最初に競技場を2周半走ってロードへ、最後も競技場内の1周走ってゴールするテレビで良く見る国際マラソンのような雰囲気で、参加者も速そうなランナーばかりです。



コースはシーサイド中心で、平坦な箇所が多いのですが、大小5回の上り・下りが待ち受けており、やや難易度が高くなっています。

現在の調子だと、まだ自己ベストを狙う状態までには上がっていないので、確実にサブ4で走ることを目標にスタートしました。

競技場内は、2周目に入ると、1周目と2周目の人と混ざって、やや走りにくい状況でしたが、スタート位置が前方だったため、それにつられて、速いペースになっていました。


競技場を出ると、柏崎の市街地で声援を受けながら、快調に走っていきます。海沿いに出ると、前半は向かい風を覚悟していたのですが、パタッと風がやみました。ラッキーと感じつつ、思ったよりハイペースで5キロ25分43秒で通過しました。


ちょっと速いかなと思いつつも、天候も暑くなく良い感じです。6キロ先には大きなブルボン本社工場前を通過、ここで、子供の頃からお世話になっているお菓子が作られているかと思うと、ちょっと感慨深いです。残念ながらブルボンエイドはありませんでしたが、国道352号線を北上します。

ブルボン

電力関係の施設が目立つようになって、9キロあたりでコースは前方に原子力発電所を見ながら、右側へ、ここから最初の長い上り坂が始まりました。序盤ということ、そして、前週に鳴沢村で激しいアップダウンを経験したこともあり、それほど苦にならず上っていきます。



10キロは、26分10秒で通過でまだよいペースです。ただ、足の運びのバランスが悪くなっているのを気になりながら、上っていきます。左側に厳重警戒態勢の原子力発電所の門を見ながら、最高地点に到達して下っていきます。復路でどれだけ余裕を残して、この坂を上り下りできるか気になりつつ、15キロも、26分42秒で、長い坂があった割には、よいペースを持続しています。


コースは国道を離れて、長閑な道になったところで、雨が降りはじめました。強すぎるのは大変だけど、心地良いと感じる雨でした。17キロ過ぎに、2番目の坂が登場、ここは長くないのですが、急な上り坂で、心拍数がかなり上昇しながら、踏ん張って超えてきました。



コースは再び、海沿いの国道へ、天気は悪いですが沿道の声援も増えてきました。20キロは、26分54秒、落ちつつありますが、まだいいペースです。


この大会は、5キロごとの給水ですが、一般参加でもスペシャルドリンクを置くことができます。(陸連登録者は5キロごと、未登録者は、20キロと35キロ。)ちゃんと取れない可能性があると思って今回置かなかったですが、選手の到着を確認してスムーズに受け渡しが行われていました。

後半に備え20キロでバナナを食べて、中間点1時間51分で通過、前週のハーフよりも速いタイム、イーブンペースで行けば自己ベスト。ちょっと欲が出てきましたが、前方に壁のような坂(3番目の坂)が見えて、その欲はすぐになくなりました。折り返し地点の観音岬まで数百メートル、もがきながら上っていきました。折り返し地点で180度向きをかえると、そこには、柏崎の海、そして、数キロ先には、原子力発電所が聳え立っていました。



下り坂ですが、向かい風気味で、思ったよりペースが上がらず、何となく前半の勢いがなくなりつつあるのを感じながら、25キロ地点を通過。27分32秒、自己ベストを無理、今季ベストとなる3時間50分以内で何とか走り切ろうと目標を下方修正しました。

しかし、ペースが上がらず、さらには、第4番目の上り坂に入って、踏ん張るものの、限界が近づいているのをひしひしと感じました。

30キロは28分36秒で、目標は当初通りのサブ4と、さらに下方修正しました。やんでいた雨が再び降り出しはじめ、行きと帰り全く同じ場所で雨に遭遇するのも珍しいなと感じながら、最後にして最大の関門5番目の長い長い坂が始まりました。

行きの下りでは、そんなに感じていなかったのですが、上ってみると、かなり険しい坂、歩いてしまうようなスピードで、もうかなり足にきています。国道に入って若干緩やかになったものの、ともかく頂上までは我慢して走りました。

レース前は、頂上後、一気にペースアップしてゴールしようと目論んでいたのですが、もうそんな余力もなく、下り坂も全く勢いをつけることができませんでした。35キロまでの5キロは30分30秒。あとは、サブ4を目指して、キロ6分半より落とさないことだけ心がけました。

35キロ過ぎからは、平坦で直線の国道、行きはあっという間に走りぬきましたが、帰りはとても長い長い直線に感じて、苦しかったです。それでもサブ4だけはなんとか達成したいと思い、最低限の走りをして、40キロ地点は、32分18秒のラップで、サブ4まではあと15分、歩かなければ何とかなりそうです。


競技場が近くなり、応援を受けながら、強くなり始めた風を感じつつ、トラックへ、苦しい走りになりましたが、ラスト100メートルは少しペースを上げてゴール。
3時間58分、今年5レース目で、3レース目のサブ4、悪いなりに何とかまとめました。


自己ベストを出したコースはアップダウンの多い奈良マラソンで、今回も似たようなコースで途中まで期待していたのですが、調子がそこまでは上がっておらず、前半はオーバーペースで、5つの坂のうち、4つまでは耐えられたのですが、最後の坂を乗り切る体力が残っていませんでした。

今年フルマラソンはあと2レース、上り調子なので、自己ベストを出して締めくくりたいと思います。

ゴール後は、ブルボンの水、ご当地サイダー(鯨波サイダー)、豚汁を頂きました。豚汁は具だくさんで、過去参加した大会の中でも、上位に入るような美味しさでした。



競技場の隣には、プールや入浴施設が入っている柏崎アクアパークがあり、参加者は半額(500円⇒250円)でお風呂に入ることができるので、そこでゆっくり汗を流しました。

施設内には、やはりブルボンの自販機がありました。


ブルボンには、水球のクラブチーム「ブルボンウォーターポロクラブ柏崎」があり、そのチームもここで練習しているようです。
最近日本一になり盛り上がっているようです。

その後は、市内でブルボン製品を大人買いして、引退が近づいている2階建て新幹線に乗って、東京に戻りました。




参加賞:タオル、カレンダー、ブルボンのミネラルウォーター、サイダー、豚汁、入浴割引券、各種施設割引券



LAP TIME
 0- 5km 25:43 (5:09/km)
  5-10km 26:10 (5:14/km)
10-15km 26:42 (5:20/km)
15-20km 26:54 (5:23/km)
20-25km 27:32 (5:30/km)
25-30km 28:36 (5:43/km)
30-35km 30:30 (6:06/km)
35-40km 32:18 (6:28/km)
40-Goal 13:41 (6:14/km)

ゴール 3時間58分5秒

1キロごとのタイム
 1km 5:19 21km 5:25 41km 6:31
 2km 4:58 22km 5:24 42km 6:14
 3km 4:54 23km 5:29
 4km 5:08 24km 5:16
 5km 5:06 25km 5:40

 6km 5:07 26km 5:35
 7km 5:06 27km 5:37
 8km 5:10 28km 5:41
 9km 5:09 29km 5:40
10km 5:20 30km 5:45

11km 5:37 31km 5:49
12km 5:29 32km 6:10
13km 5:09 33km 6:26
14km 4:50 34km 5:58
15km 5:19 35km 5:49

16km 5:18 36km 6:24
17km 5:16 37km 6:24
18km 5:18 38km 6:31
19km 5:22 39km 6:20
20km 5:22 40km 6:21


柏崎マラソン http://kashiwazaki-run.net/
柏崎潮風マラソン http://www.shiokaze-run.info/

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)