土佐乃国横断遠足つづきです。
5月23日(土)午前4時10分起床
3時間ほどの睡眠でしたが、ベットで眠ったことで、身体がリフレッシュしました。
その後、3階の客室から地下1階のコインランドリーで、ウェアを乾燥機にかけました。
(足は回復していましたが、階段しかないホテルで、階段の往復、スタート前に足を使ってしまいました。)
乾かしたウェアを着て、午前5時10分過ぎにチェックアウト。
春野運動公園の西門を出ました。
宿泊したので昨年と比べると5時間遅れですが、昨年はここからペースが落ちたので、今年は逆に挽回したいところです。
昨年は、深夜だったあじさい街道を過ぎると、四万十市まで残り100km。まだまだゴールは先です。
雄大な仁淀川大橋を渡るとスタートから100km。土佐市に入ります。
高知県では今年、初出店したセブンイレブン。
このコース上では唯一の店舗が土佐市内にありました。
支払いに、「PASMO」を出しても店員さんに通じず、「SUICAみたいなやつです」と言って通じました。
土佐市街地を抜けると、 山間の道になります。
このあたりから、先行しているランナーをどんどん追い抜くイメージでいたのですが、前にも、後ろにもランナーを見る事がなく、単独走で、思ったようにペースが上がってきません。
Facebookでレースの状況をチェックすると、まだ最低でもランナーは5km以上先。
孤独の戦いが続きます。
四国だけど、新名古屋トンネルをくぐると、須崎市に入りました。
須崎の市街地に入ると、120キロ過ぎ、ちょうど半分です。
コンビニでしばし休憩、土佐かつおだしのそーめんを購入しました。
店員さんに「ここから長いですよ。高知市内までは早いですけど」と、励ましなのか、脅しなのか(笑)、激励を頂いて、後半戦が始まりました。
道の駅 かわうその里すさきの鍋焼きラーメンが気になりつつも、我慢して通過。
しばらく見えなかった海もこのあたりでは、見えます。
アップダウン、トンネルが続く道、相変わらずの単独走が続きます。
「芸西村の地引網大会、今頃やっているのだろうな。」とふと思い出したり、気持ちをまぎわらしながら、進みます。
高知なのにレストハウス琵琶湖を過ぎて、山と海と鉄道、ビューポイントが続きます。
長いトンネルを抜けると、中土佐町。
本日は誰も抜く事も、抜かれる事もなく、一人旅が続き、寂しくなってきました。
そんな状態の時に、昨年、一緒にゴールし、今年は残念ながら出場できなかった通称「坊ちゃん」に遭遇。家族で応援に駆けつけてくれました。
ここで元気をもらって、気持ちを切り替えるとことができました。
コースは昨年までの国道56久礼坂、七子峠に変わり、トレイルの添蚯蚓(そえみみず)のへんろ道に変わります。
130キロ走った後にトレイル。大変そうに思ったのですが、酷使していた足にとっては、アスファルトから非舗装の道は、とてもやさしく、足を休めることができました。
ここでチェックポイントがあり、食事、飲み物もありました。
この時点で、順番が後ろから2番目だと分かり、前方のランナーもかなり近づいていることが分かりました。
昨年よりは3時間半遅れですが、食欲もあり、まだまだ余裕がある状態で、挽回はできそうです。
このあたりで、23日(土)10時にエントリー開始の「さいたま国際マラソン」。エントリーをしようとレース前まで準備していたのですが、すっかり忘れていたことに気がつきました。(土佐乃国に集中していたので仕方ないなと思い、素直に諦めました。)
長いへんろ道を抜けると、ようやく前方に6人のランナーが見えました。
昨年、一緒にゴールしたランナーも。
一人では、なかなかペースが上がらなかったのですが、一緒に走ることでリズムが良くなって、ペースアップ、6人を抜いて、第4AS クラインガルテン四万十を目指します。
17時過ぎになるかと、思ったのですが、16時45分頃に152kmのクラインガルテン四万十に到着しました。
昨年より3時間遅れですが、今年はすでに睡眠をとっているので、ここでの休憩を短くできます。
ここでは、うどんと玉子焼きを頂き、力を蓄えます。
携帯等、充電をして、この夜の防寒、雨対策など準備をします。
雨も降り始めて、終盤は厳しい戦いになりそうです。
午後6時過ぎ、昨年よりは1時間遅れで再出発しました。
この区間は、昨年一緒にゴールしたランナーと併走することに。
昨年は、この地点で、汗を全くかかなくなる一方で、頻尿状態になり、終盤の意識障害をもたらす前兆が起きていましたが、今年は、足が痛い他は、身体に余裕度があり元気でした。
このあたりは、無理せず歩いて進んでいるのですが、睡魔が徐々に湧いてきました。
途中に、施設エイドの車に遭遇して、温かいお茶をもらいながら、何とか、久しぶりのコンビニ(土佐佐賀駅近く)に到着しました。
5月24日(日)午前0時を過ぎて、今年もここで、きつねうどんを頂きました。
明け方近くに、ヘッドライトを壊してしまうアクシデントもありましたが、何とか2日目の夜を越えることができました。
このあたりから、足摺岬のゴールに辿り着いたランナーの情報が入ってきましたが、焦らず一歩ずつ、一歩ずつゴールを目指します。
夜明けの太平洋、雨もいつのまにか止んで、清々しい天気になってきました。
朝6時前、道の駅ビオスおおがたに到着。ここは、ゴールデンウィークに大方シーサイドはだしマラソンが行われる場所、美しいビーチ、サーファーの姿も数多く見る事ができました。
ここの私設のエイドで、この大会初めて、コーヒーを飲みました。 これで、フィニッシュまで、眠らずいけそうです。
この後、コンビニで、充電器を調達して、ゴールの撮影できるよう準備を整えました。
道路標示に「足摺岬」が登場して、ゴールが近づいてきたことを感じ始めます。
今年も長かった黒潮町が終わり、四万十市へ。
早くゴールしたい気持ちを抑えつつ、ラストに備えて、歩き続けることに。
四万十市街に入って、チェックポイントの写真を撮り、
待ちに待った四万十川に。 1年ぶりに見る雄大な景色です。
四万十大橋手前の最終チェックポイント 兼 休憩ポイントは、
5月24日(日)朝9時35分頃に到着。
昨年より2時間遅れ、そして、いよいよ、あのポイントが近づいてきました。
→その4へつづく
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2014土佐乃国横断遠足 (室戸岬ー足摺岬 242km) 完走記
(その1) http://bit.ly/1tpRR3G
(その2) http://bit.ly/1nzo9fk
(その3) http://bit.ly/1ez8QjX
(その4) http://bit.ly/1J8rz14
(その5) http://bit.ly/1dzqtjw
(その6) http://bit.ly/1JWMUey
47都道府県制覇 出場マラソン大会の完走記 http://bit.ly/1m26LxD
土佐の国横断遠足
5月23日(土)午前4時10分起床
3時間ほどの睡眠でしたが、ベットで眠ったことで、身体がリフレッシュしました。
その後、3階の客室から地下1階のコインランドリーで、ウェアを乾燥機にかけました。
(足は回復していましたが、階段しかないホテルで、階段の往復、スタート前に足を使ってしまいました。)
乾かしたウェアを着て、午前5時10分過ぎにチェックアウト。
春野運動公園の西門を出ました。
その後、春野の休憩スペースの広いコンビニで、朝食(おにぎり、パン)を調達、しっかり食べてから、午前6時前に本格的に再スタートを切りました。
宿泊したので昨年と比べると5時間遅れですが、昨年はここからペースが落ちたので、今年は逆に挽回したいところです。
昨年は、深夜だったあじさい街道を過ぎると、四万十市まで残り100km。まだまだゴールは先です。
雄大な仁淀川大橋を渡るとスタートから100km。土佐市に入ります。
高知県では今年、初出店したセブンイレブン。
このコース上では唯一の店舗が土佐市内にありました。
支払いに、「PASMO」を出しても店員さんに通じず、「SUICAみたいなやつです」と言って通じました。
土佐市街地を抜けると、 山間の道になります。
このあたりから、先行しているランナーをどんどん追い抜くイメージでいたのですが、前にも、後ろにもランナーを見る事がなく、単独走で、思ったようにペースが上がってきません。
Facebookでレースの状況をチェックすると、まだ最低でもランナーは5km以上先。
孤独の戦いが続きます。
四国だけど、新名古屋トンネルをくぐると、須崎市に入りました。
須崎の市街地に入ると、120キロ過ぎ、ちょうど半分です。
コンビニでしばし休憩、土佐かつおだしのそーめんを購入しました。
店員さんに「ここから長いですよ。高知市内までは早いですけど」と、励ましなのか、脅しなのか(笑)、激励を頂いて、後半戦が始まりました。
道の駅 かわうその里すさきの鍋焼きラーメンが気になりつつも、我慢して通過。
しばらく見えなかった海もこのあたりでは、見えます。
アップダウン、トンネルが続く道、相変わらずの単独走が続きます。
「芸西村の地引網大会、今頃やっているのだろうな。」とふと思い出したり、気持ちをまぎわらしながら、進みます。
高知なのにレストハウス琵琶湖を過ぎて、山と海と鉄道、ビューポイントが続きます。
長いトンネルを抜けると、中土佐町。
本日は誰も抜く事も、抜かれる事もなく、一人旅が続き、寂しくなってきました。
そんな状態の時に、昨年、一緒にゴールし、今年は残念ながら出場できなかった通称「坊ちゃん」に遭遇。家族で応援に駆けつけてくれました。
ここで元気をもらって、気持ちを切り替えるとことができました。
コースは昨年までの国道56久礼坂、七子峠に変わり、トレイルの添蚯蚓(そえみみず)のへんろ道に変わります。
130キロ走った後にトレイル。大変そうに思ったのですが、酷使していた足にとっては、アスファルトから非舗装の道は、とてもやさしく、足を休めることができました。
ここでチェックポイントがあり、食事、飲み物もありました。
この時点で、順番が後ろから2番目だと分かり、前方のランナーもかなり近づいていることが分かりました。
昨年よりは3時間半遅れですが、食欲もあり、まだまだ余裕がある状態で、挽回はできそうです。
このあたりで、23日(土)10時にエントリー開始の「さいたま国際マラソン」。エントリーをしようとレース前まで準備していたのですが、すっかり忘れていたことに気がつきました。(土佐乃国に集中していたので仕方ないなと思い、素直に諦めました。)
長いへんろ道を抜けると、ようやく前方に6人のランナーが見えました。
昨年、一緒にゴールしたランナーも。
一人では、なかなかペースが上がらなかったのですが、一緒に走ることでリズムが良くなって、ペースアップ、6人を抜いて、第4AS クラインガルテン四万十を目指します。
昨年は、歩いていた道で、エイドまでがかなり遠いと思ったのですが、今年はあっという間にエイドが近づいてきました。
17時過ぎになるかと、思ったのですが、16時45分頃に152kmのクラインガルテン四万十に到着しました。
昨年より3時間遅れですが、今年はすでに睡眠をとっているので、ここでの休憩を短くできます。
ここでは、うどんと玉子焼きを頂き、力を蓄えます。
携帯等、充電をして、この夜の防寒、雨対策など準備をします。
雨も降り始めて、終盤は厳しい戦いになりそうです。
午後6時過ぎ、昨年よりは1時間遅れで再出発しました。
この区間は、昨年一緒にゴールしたランナーと併走することに。
昨年は、この地点で、汗を全くかかなくなる一方で、頻尿状態になり、終盤の意識障害をもたらす前兆が起きていましたが、今年は、足が痛い他は、身体に余裕度があり元気でした。
芋けんぴ・塩けんぴで有名の水車亭 を左折して再び国道56号線に入って、しばらくすると山道が続きます。
雨が降ったり、止んだりの状態で、気温も下がる中、コースは黒潮町に。
昨年は、一晩中格闘した難所、今年も苦労しそうですが、単独走でない分、心にゆとりがありました。
ここから、しばらくは、土佐佐賀温泉こぶしの里、以外は、大きな建物がほとんどなく、明かりもなく、真っ暗な道が続きます。
このあたりは、無理せず歩いて進んでいるのですが、睡魔が徐々に湧いてきました。
途中に、施設エイドの車に遭遇して、温かいお茶をもらいながら、何とか、久しぶりのコンビニ(土佐佐賀駅近く)に到着しました。
5月24日(日)午前0時を過ぎて、今年もここで、きつねうどんを頂きました。
お腹が満たされると、睡魔が最高潮に。おまけに、海沿いの道になり、波音がさらに眠りを誘う事に。
昨年は、我慢していましたが、今年は、無理せずに眠る事に。
公園や建物の陰、バス停など、眠くなった時点で、数十分ほど仮眠をとって、回復してから進むようにしました。
明け方近くに、ヘッドライトを壊してしまうアクシデントもありましたが、何とか2日目の夜を越えることができました。
このあたりから、足摺岬のゴールに辿り着いたランナーの情報が入ってきましたが、焦らず一歩ずつ、一歩ずつゴールを目指します。
夜明けの太平洋、雨もいつのまにか止んで、清々しい天気になってきました。
朝6時前、道の駅ビオスおおがたに到着。ここは、ゴールデンウィークに大方シーサイドはだしマラソンが行われる場所、美しいビーチ、サーファーの姿も数多く見る事ができました。
この後、コンビニで、充電器を調達して、ゴールの撮影できるよう準備を整えました。
道路標示に「足摺岬」が登場して、ゴールが近づいてきたことを感じ始めます。
今年も長かった黒潮町が終わり、四万十市へ。
早くゴールしたい気持ちを抑えつつ、ラストに備えて、歩き続けることに。
四万十市街に入って、チェックポイントの写真を撮り、
待ちに待った四万十川に。 1年ぶりに見る雄大な景色です。
四万十大橋手前の最終チェックポイント 兼 休憩ポイントは、
5月24日(日)朝9時35分頃に到着。
昨年より2時間遅れ、そして、いよいよ、あのポイントが近づいてきました。
→その4へつづく
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2014土佐乃国横断遠足 (室戸岬ー足摺岬 242km) 完走記
(その1) http://bit.ly/1tpRR3G
(その2) http://bit.ly/1nzo9fk
(その3) http://bit.ly/1ez8QjX
(その4) http://bit.ly/1J8rz14
(その5) http://bit.ly/1dzqtjw
(その6) http://bit.ly/1JWMUey
47都道府県制覇 出場マラソン大会の完走記 http://bit.ly/1m26LxD
土佐の国横断遠足
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