マラソン日本記録達成者に1億円が支給されることが発表されました。
誰が最初に1億円を獲得するのか。
2012年度以降のランキングをみると、男子はやはり今井正人選手が日本記録まであと1分23秒で、一番の候補となりそうです。
一方、女子は、前田彩里選手があと3分36秒で、まだ日本記録と差がありますが、マラソンの適性を見ると、更新する可能性はありそうです。
木崎選手、福士選手も力があり、条件が整えば、狙える可能性は残っていると思います。
日本フルマラソンランキング (2012年4月以降)
男子 日本記録 2:06:16 高岡 寿成 ('02シカゴ)
1位 2:07:39 今井 正人 ('15東京) +1分23秒
2位 2:08:00 前田 和浩 ('13東京) +1分44秒
3位 2:08:09 松村 康平 ('14東京) +1分53秒
4位 2:08:14 川内 優輝 ('13ソウル) +1分58秒
5位 2:08:24 堀端 宏行 ('12福岡) +2分08秒
6位 2:08:35 中本健太郎 ('13別大) +2分19秒
7位 2:08:51 小林 光二 ('14東京) +2分35秒
7位 2:08:51 藤原 正和 ('13びわ湖) +2分35秒
9位 2:09:06 山本 亮 ('13びわ湖) +2分50秒
10位 2:09:07 黒崎 拓克 ('14東京) +2分51秒
2012年2月 2:07:48 藤原 新 ('12東京)
女子 日本記録 2:19:12 野口みずき ('05ベルリン)
1位 2:22:48 前田 彩里 ('15名古屋)+3分36秒
2位 2:23:34 木崎 良子 ('13名古屋)+4分22秒
3位 2:24:05 野口みずき ('13名古屋)+4分53秒
4位 2:24:21 福士加代子 ('13大阪) +5分09秒
5位 2:24:42 伊藤 舞 ('15名古屋)+5分30秒
6位 2:24:43 赤羽有紀子 ('13ロンドン)引退
7位 2:25:31 早川 英里 ('14名古屋) +6分19秒
8位 2:25:56 渡辺 裕子 ('13大阪) +6分44秒
9位 2:26:05 田中 智美 ('14名古屋)+6分53秒
10位 2:26:39 重友 梨佐 ('15大阪)+7分27秒
Project PROCEED
期間 2015年7月〜2020年8月(東京五輪終了まで)
◆マラソン日本記録褒賞制度
実業団登録の有無にかかわらず、日本新記録の公認がされた日本人選手に支給
褒賞金 1億円
実業団登録選手は、監督・チームにも5000万円
同一レースで下位で日本記録を同じく突破した場合は、
日本人選手に1000万円、監督・チームには500万円を授与
◆実業団選手を対象とした奨励制度
国内の主要大会で
男子 2時間06分59秒以内
女子 2時間21分59秒以内 の選手に
1000万円、監督・コーチに500万円を授与
男子2時間07分台
女子2時間22分台の選手に
500万円、監督・コーチに250万円を授与。
奨励金の記録は2年ごとに見直される。
マラソン以外の各種目は、年内に褒賞金などの詳細を決める予定。
基金は日本実業団陸上競技連合が1億5000万円を拠出して創設。
趣旨に賛同する企業にも協賛金を募る。
資金がなくなるまで継続
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/03/30/kiji/K20150330010082020.html
◆1億円目的の帰化選手が増える可能性は?
日本記録よりも速い自己ベストを持つケニア、エチオピア選手は数多く存在します。
1億円を目的に日本に帰化する選手は出てくるでしょうか。
したがって、現在、日本語が話せないと海外選手は、帰化しようとしてもかなりの時間を要することになるので、現実的には難しいでしょう。
可能性があるのは、日本に学生時代が住んでいて、日本語を不自由なく話せる、日本の実業団所属のケニア人、エチオピア人選手 ということになります。
山梨学院大学のケニア人留学生として、箱根駅伝で活躍したステファンマヤカさんは、マラソン選手だった盛山玲世さんと1999年に結婚し、2005年に日本国籍を取得して、桜美林大駅伝監督として活躍されています。
一方で、国籍変更の場合、世界陸上、五輪等の国際大会に、国籍変更後最低1年は原則出場できません。(例:猫ひろしさんは、この規定でカンボジア代表としてロンドン五輪に出場することはできませんでした。)
国際競技会及び日本国内競技会と出場資格
http://www.jaaf.or.jp/athlete/rule/pdf/1003.pdf
出場機会が制約されること、申請手続きが煩雑で、許可が得られるまでかなりの時間を要する現状をを考えると、1億円目的に、帰化する海外選手はなかなか出てこないのではないかと思いますがどうなるでしょうか。
誰が最初に1億円を獲得するのか。
2012年度以降のランキングをみると、男子はやはり今井正人選手が日本記録まであと1分23秒で、一番の候補となりそうです。
一方、女子は、前田彩里選手があと3分36秒で、まだ日本記録と差がありますが、マラソンの適性を見ると、更新する可能性はありそうです。
木崎選手、福士選手も力があり、条件が整えば、狙える可能性は残っていると思います。
日本フルマラソンランキング (2012年4月以降)
男子 日本記録 2:06:16 高岡 寿成 ('02シカゴ)
1位 2:07:39 今井 正人 ('15東京) +1分23秒
2位 2:08:00 前田 和浩 ('13東京) +1分44秒
3位 2:08:09 松村 康平 ('14東京) +1分53秒
4位 2:08:14 川内 優輝 ('13ソウル) +1分58秒
5位 2:08:24 堀端 宏行 ('12福岡) +2分08秒
6位 2:08:35 中本健太郎 ('13別大) +2分19秒
7位 2:08:51 小林 光二 ('14東京) +2分35秒
7位 2:08:51 藤原 正和 ('13びわ湖) +2分35秒
9位 2:09:06 山本 亮 ('13びわ湖) +2分50秒
10位 2:09:07 黒崎 拓克 ('14東京) +2分51秒
2012年2月 2:07:48 藤原 新 ('12東京)
女子 日本記録 2:19:12 野口みずき ('05ベルリン)
1位 2:22:48 前田 彩里 ('15名古屋)+3分36秒
2位 2:23:34 木崎 良子 ('13名古屋)+4分22秒
3位 2:24:05 野口みずき ('13名古屋)+4分53秒
4位 2:24:21 福士加代子 ('13大阪) +5分09秒
5位 2:24:42 伊藤 舞 ('15名古屋)+5分30秒
6位 2:24:43 赤羽有紀子 ('13ロンドン)引退
7位 2:25:31 早川 英里 ('14名古屋) +6分19秒
8位 2:25:56 渡辺 裕子 ('13大阪) +6分44秒
9位 2:26:05 田中 智美 ('14名古屋)+6分53秒
10位 2:26:39 重友 梨佐 ('15大阪)+7分27秒
Project PROCEED
期間 2015年7月〜2020年8月(東京五輪終了まで)
◆マラソン日本記録褒賞制度
実業団登録の有無にかかわらず、日本新記録の公認がされた日本人選手に支給
褒賞金 1億円
実業団登録選手は、監督・チームにも5000万円
同一レースで下位で日本記録を同じく突破した場合は、
日本人選手に1000万円、監督・チームには500万円を授与
◆実業団選手を対象とした奨励制度
国内の主要大会で
男子 2時間06分59秒以内
女子 2時間21分59秒以内 の選手に
1000万円、監督・コーチに500万円を授与
男子2時間07分台
女子2時間22分台の選手に
500万円、監督・コーチに250万円を授与。
奨励金の記録は2年ごとに見直される。
マラソン以外の各種目は、年内に褒賞金などの詳細を決める予定。
基金は日本実業団陸上競技連合が1億5000万円を拠出して創設。
趣旨に賛同する企業にも協賛金を募る。
資金がなくなるまで継続
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/03/30/kiji/K20150330010082020.html
◆1億円目的の帰化選手が増える可能性は?
日本記録よりも速い自己ベストを持つケニア、エチオピア選手は数多く存在します。
1億円を目的に日本に帰化する選手は出てくるでしょうか。
帰化条件 (法務省のページより)
1 帰化の申請をする時まで,引き続き5年以上日本に住んでいることが必要
2 年齢が20歳以上であって,かつ,本国の法律によっても成人の年齢に達していること
3 素行が善良であること(犯罪歴の有無や態様,納税状況や社会への迷惑の有無等を総合的に考慮)
4 生活に困るようなことがなく,日本で暮らしていけることが必要。
5 無国籍であるか,原則として帰化によってそれまでの国籍を喪失することが必要
6 日本の政府を暴力で破壊することを企てたり,主張するような者,あるいはそのような団体を結成したり,加入しているような者は帰化が許可されない
帰化申請の条件として明文化されていませんが、この手続き・申請を行うためには、日本語の読み書きができることが、当然重要かつ許可が得られる条件となってきます。
したがって、現在、日本語が話せないと海外選手は、帰化しようとしてもかなりの時間を要することになるので、現実的には難しいでしょう。
可能性があるのは、日本に学生時代が住んでいて、日本語を不自由なく話せる、日本の実業団所属のケニア人、エチオピア人選手 ということになります。
山梨学院大学のケニア人留学生として、箱根駅伝で活躍したステファンマヤカさんは、マラソン選手だった盛山玲世さんと1999年に結婚し、2005年に日本国籍を取得して、桜美林大駅伝監督として活躍されています。
一方で、国籍変更の場合、世界陸上、五輪等の国際大会に、国籍変更後最低1年は原則出場できません。(例:猫ひろしさんは、この規定でカンボジア代表としてロンドン五輪に出場することはできませんでした。)
国際競技会及び日本国内競技会と出場資格
http://www.jaaf.or.jp/athlete/rule/pdf/1003.pdf
出場機会が制約されること、申請手続きが煩雑で、許可が得られるまでかなりの時間を要する現状をを考えると、1億円目的に、帰化する海外選手はなかなか出てこないのではないかと思いますがどうなるでしょうか。
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