2015年4月21日火曜日

2015長野マラソン 完走記

2015年4月19日(日)長野マラソン フルマラソン
15度目のエントリー(東日本大震災で2011年は中止)14回目の長野マラソン走ってきました。

2015年4月18日(土)大会前日
3月に北陸新幹線が金沢まで延伸しましたが、今年は新宿から高速バスで長野に向かいました。


午後2時過ぎに、長野駅の手前のバス停で下車、20分ほど歩いて、受付会場のビックハットへ、エントリー10回以上は、シルバーゼッケン、今年も頂きました。

EXPO会場は、年々賑わってきました。東京マラソン等は、大手企業の出展が多いですが、長野は地元企業の出展が多く、飲食物やウェアなど物販は、安く、お買い得感がありました。


そして、同じ北陸新幹線沿線で、今年から開催される金沢マラソンと富山マラソンは、ブースで火花を散らしていました。


受付後は、会場から近くの金沢カレーのお店で昼食をとってから、




受付会場からの無料送迎バスに乗って、湯田中温泉に向かいました。

湯田中温泉のある山ノ内町は、ちょうど桜の見頃となっていました。


夕食は、定食屋さんへ。
温泉に入るお猿さんで有名な地獄谷温泉は、欧米中心の外国人観光客が多く、湯田中温泉のお店も、外国人の姿を多く見かけます。メニューも英語、お店の人も英語で対応していました。


2015年4月19日(日)大会当日

前日は早めに就寝して、5時起床。午前6時に宿の車の送迎で、道の駅やまのうちへ。
そこから、会場までは無料送迎バスへ乗車。


車窓から満開の桜を見ながら、6時45分頃には、スタートの長野運動公園に到着しました。


2年前は雪でしたが、長野マラソンのスタートの朝は、ほとんど穏やかな天候で、芝生でのんびりしたい気分になります。


ゆっくり準備をして、荷物を預けてスタート地点に向かいました。


午前8時半、個人としては、14回目の長野マラソンがスタートしました。


前週の南アルプス桃源郷マラソンのハーフが、原因不明の失速で2時間8分かかってしまい、大きな目標を立てづらい中、最低でもサブ4、できれば長野マラソンベストの3時間50分切りが本日の目標です。

相変わらずの大声援の中、テンションが上がっているのか、1キロのペースが思っている以上に速く、ちょっと安堵した気持ちでスタートしていきました。

2015年
2014年
2キロ以降は、キロ5分前後のペースとなり、むしろ意識的にペースを抑えるような走りで、序盤の長野の中心市街地を走って行きます。


北陸新幹線のガードをくぐり、
権堂駅前で、5km、25分49秒。思ったより速く、というよりも先週のハーフの5kmよりも1分半速いタイム。とりあえず、先週のようなことはなさそうと安堵しました。


コースは御開帳で賑わう善光寺前を通過して、中央通りの下り、ここは、何回走っても気持ちよいところです。




ペースを上げすぎないように気をつけながら、ビックハット前の10km通過。この5kmは25分39秒。ここまでは順調です。


このあたりから、日差しがなくなり、曇ってきました。暑さを警戒していたので、とても助かる天候です。


建物が少なくなり、自然豊かな風景となって、風が気になるところですが、全くないです。15kmまでの5kmは、26分9秒。ここで30秒ほどペースが落ちました。しかし、長野は、ホワイトリングを過ぎた25km以降からが勝負。そこまでは余力を残して、ペースをあまり気にせず走ることにしました。


エムウェーブの周回の折り返し、ここまで順調でしたが、若干疲れを感じるようになりました。


五輪大橋の上が20km、この5km26分41秒。そして、中間点は1時間50分15秒で通過。


先週のハーフよりも18分速く通過。先週は何だったんだろうと思いつつ、後半次第では、長野マラソンのベストタイムが望めそうです。


暑くなく、風もなく、雨がぽつり、ぽつりと降り始める中、23km過ぎで折り返し、ホワイトリングを目指します。

25kmまでの5kmは、27分41秒で通過。身体は元気ですが、ペースがかなり落ちました。
しかし、ここからが勝負気持ちを入れ替えます。


ここからは、犀川の堤防道路が中心となるコースで、例年、暑さと強風に悩まされるところですが、この日は気温も上がらず、風もなく、絶好のコンディションです。



しかし、早くも3時間45分のペースメーカーに抜かれてしまい、ゴールタイムが3時間50分は超えてしまうことを察知してしまいました。



30キロ地点までの5kmは、28分26秒。またペースが落ちてしまいました。


そして、後半の難所、ふたこぶらくだの坂、例年、この坂で終盤までの余力を確認できるのですが、今年はペースが落ちているものの、あまり苦にせず、2つの坂を上りきりことができました。


コースは再び、堤防道路に入りましたが、風が全くありません。過去14回、ここまでこの地点で風がなかったのは記憶にありません。


気分的には、キロ5分半で走っているつもりなのですが、なかなかペースが上がってきません。コース一番南の岩野橋を渡って、35km通過。この5kmは29分33秒。終盤は自分が思っている以上にペースが上がってきません。


ゴールのオリンピックスタジアムを前方に見ながら、北上する堤防道路、例年と比べると身体に余裕はあるのですが、その力が脚に伝わってこず、ペースが上がりません。


39キロ過ぎには、ランスマのハブ君に抜かれ、もどかしい状態が続きました。


長い堤防道路が終わり、40キロ通過。この5kmは30分54秒でした。

そして、2キロ続く最後の直線道路。今までは、オリンピックスタジアムが見えているのになかなか近づいてこない、とても辛い直線なのですが、今年は何かが違う。
スタジアムが見えない。道路沿いに店舗が増えて、景色がずいぶん変わっていました。

さらにオリンピックスタジアムの隣に、J3のAC長野パルセイロの本拠地のサッカースタジアムが完成して、スタジアムの姿は残り1キロ付近まで見えてきませんでした。


気象コンディションが良いのか、例年よりペースダウンしているランナーが少ない中で、ペースを落としながら走っている状況に歯がゆさを感じつつ、スタジアム内に入りました。


最後は、ハイタッチしながら、ゆっくりフィニッシュラインを通過。


ネットタイムで3時間54分40秒。

最低限の走りはできましたが、フィニッシュ後も身体の疲れはそれほどなかったのに、終盤ストライドが伸びすペースを落としていて、走り込み不足で脚力が落ちていることを実感しました。



レース中は雨が小降りでしたが、荷物を受け取り着替える頃には雨が強く降ってきました。


制限時間5時間までのゴールを目指して走るランナーを見ながら、会場を後にしました。


行きは、寄らなかった、長野駅。駅舎が新しくなり立派になっていました。


新幹線ですぐに帰ろうと思ったら、運悪く次の新幹線まで1時間も空いていました。
今までは、停車駅はあまり変わりなく、40分間隔か20分間隔ぐらいの均等の間隔だったダイヤが、金沢まで延伸して、停車駅タイプがいろいろあって、運行間隔もかなりバラバラになっていました。

空き時間で、長野電鉄の改札近くでエリンギ寿司を買いました。エリンギと言われないとイカや貝のような食感で、寿司のようでした。


帰りは、長野駅始発のあさまに乗って東京に戻りました。


LAP TIME
  0-  5km 25:49 (5:09.8/km)
  5-10km 25:39 (5:07.8/km)
10-15km 26:09 (5:13.8/km)
15-20km 26:41 (5:20.2/km)
20-25km 27:41 (5:32.2/km)
25-30km 28:26 (5:41.2/km)
30-35km 29:33 (5:54.6/km)
35-40km 30:54 (6:10.8/km)
40-Finish 13:48 (6:17.2/km)
  
前半 1:50:15 (5:13.5/km)
後半 2:04:25 (5:53.8/km)

ネットタイム 3:54:40 (5:33.7/km)

出走者 9,558人
完走者 8,372人
完走率 87.6%

長野マラソン全成績
ネットタイム (グロスタイム)
2001年 4:54:01(4:56:26) 
2002年 <37km DNF> 
2003年 4:57:05(4:59:14)
2004年 4:37:17(4:39:05)
2005年 4:08:09(4:10:19)
2006年 4:02:48(4:04:22)
2007年 4:21:37(4:22:54)
2008年 4:01:35(4:03:29)
2009年 3:59:14(4:01:41)
2010年 4:07:20(4:09:20)
2011年 中止
2012年 3:52:13 (3:52:33)
2013年 3:52:32 (3:53:03)
2014年 3:51:40 (3:55:00)
2015年 3:54:40 (3:55:33)

参加賞:Tシャツ、バスタオル、おにぎり、スポーツドリンク、サプリ、おしぼり、完走メダル

→ 2015長野マラソン 結果(ラップタイム)
長野マラソン 公式
http://www.naganomarathon.gr.jp/



2015長野マラソン スタートからフィニッシュまで(動画)

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)