2017年9月8日金曜日

世界陸上 ロンドン滞在記(その2・男女マラソン編)

2017年8月4日〜8月16日 
ロンドンーアムステルダムーベルリン


つづきです

海外ツアー

2017年8月6日(日)世界陸上 大会第3日 男女マラソン

ロンドンに来てから、時差ボケもあり、朝5時ぐらいには、目が覚めてしまいます。

朝食後、朝10時前 地下鉄で、Tower Hill 駅へ。


下車すると、世界文化遺産のロンドン塔が目に入ってきました。


そこから移動して、埼玉県久喜市の川内優輝選手の応援団と合流しました。


現地の日本人や旅行中の日本人の方も集まってきて、徐々に人数が増えてきました。
スタート前のTBSの中継のレポートも、ここから行われて、地味にテレビに映っていたようです。


スタートが近づき、応援ポイントから400mほどのスタート地点へ

厳戒態勢の警備を想像していたのですが、スタート地点のタワーブリッジも荷物チェックなしで、入れました。


付近の公園でパブリックビューイングも行われていましたが、こちらは、入口で荷物チェックがあり、あまり来場者はいなかった感じです。



MHPSの井上選手の応援団もいらっしゃいました。


スタートが近づき、再び、応援ポイントに戻りました。


TBSの中継画面が見られるモニターも設置されました。


涼しく、日陰では寒さを感じる天気の中、午前10時55分に男子マラソンがスタートしました。


あっという間に、選手は通過していきました。


コースは、1周10km強を4周するので、あと4回見ることができます。

待っている間は、モニターでレース状況をチェックしました。


スローペースで1周目、2周目の終盤まで集団でしたが、中間点付近から集団がかなり崩れてきました。




中本選手は、入賞を狙える位置をキープしていましたが、川内選手、井上選手は入賞圏内からはかなり離されてしまい、応援エリアも少し静かになっていました。

さらに、給水ミスで、重苦しい雰囲気になっていました。



近くにTBSのスタッフの方がいらっしゃいましたが、日本選手向けの情報や移動中継バイクも中本選手中心に動くようになってきました。





30km過ぎ、残り一周。かなり選手がばらけてきました。



中本選手は8位とあまり差がなく通過、川内選手は8位と80秒差で通過。
応援の言葉もタイム差を伝える形でした。


そんな中、神野大地選手も、応援の場所にいらっしゃいました。



30km以降は、中本選手、川内選手が順位を上げ、
35km過ぎから、川内選手がさらに加速して、驚異的な追い上げ

情報が入るたびに、順位が上がって、応援会場も再び、盛り上がってきました。



そして、40km過ぎ、川内選手が中本選手を抜いて9位に。
8位も見えてきました。


そんな状態でラスト500m、2人の姿が見えてきました。
応援会場もかなり盛り上がりました。
ラストは、モニターでチェックしましたが、惜しくも3秒届かず川内選手が9位、中本選手が10位、井上選手が26位でした。


2017世界陸上ロンドン大会 男女マラソン 結果 (ラップタイム) 写真 http://bit.ly/2vp6huv




その後、ゴール地点のタワーブリッジまで歩いていると、川内優輝選手が歩いて戻ってきました。




そして、弟の川内鴻輝さんも、ちょうどいらしていて、フィニッシュ後、兄弟が会話する場面も立ち会うことができました。


3秒差で入賞を逃したことを悔しがっていましたが、全て出し切って、満足感が溢れていました。





男子マラソンが終わり、かなりお腹いっぱいの状態でしたが、引き続き女子マラソンがスタートします。

出店でホットドックを買って、トイレに行って、あっという間にスタート時刻が近づいてきました。

午後2時、午前よりは気温が上昇する中、女子マラソンがスタートしました。


今度は、歩いて移動しながら応援することにしました。


テムズ川沿いは賑わっていましたが、ビジネス街は道路が完全に封鎖されて静かです。



女子も、飛び出す選手もいましたが、集団はスローペースで序盤進んでいきました。





沿道も、警備はそれほど厳しくなく、選手を間近で見られました。

日本では規制がかかりそうな歩道橋の上も、特に、規制はなく、高くて見やすい場所からか観戦することもできました。














歩いて、コースの端のロンドンアイ(大観覧車)まで来る頃には、レースは25kmまで来ていました。




事前の情報やレースから、男子は3人共好調でこの大会に迎えていましたが、
一方、女子は選考会の時と比べると、3人共、調子を落としている感じでしたので、
厳しいレースになるとは、予想していましたが、

この時点で、先頭集団についていたのは、清田選手だけになりました。



午前中よりは、多少暑くなりましたが、清田選手と安藤選手は後ろにも庇がついた帽子をかぶっていました。

(暑さが苦手な川内選手も今回は帽子をかぶっていませんでしたので)

暑さに対して、かなり不安を抱えながらレースにのぞんでいたことがうかがえました。


コース側に、観客用に仮設トイレも用意されていました。


その後、再び、反対側のロンドン塔まで、地下鉄に乗っていきました。


駅前のアンダーパスでは、ピカチュウがいました。


レースは30kmを過ぎて、ラスト一周になっていました。
集団に必死に清田選手がついていました。



男子マラソンと同じ応援ポジションには、今度は、女子マラソン代表のご家族が応援されていました。




コニカミノルタの男子陸上部の選手も観戦されていました。






最終的には、清田選手16位、安藤選手17位、重友選手26位でした。

2017世界陸上ロンドン大会 男女マラソン 結果 (ラップタイム) 写真

初めての世界大会のマラソン観戦、選手とそのご家族を間近で見る体験はなかなかできないことですし、
マラソン中継の裏側、大変さも知ることができて、ロンドンに来てよかったです。

(五輪だと日本選手を移動中継車で追いかけることはできませんが、世界陸上はTBSがスポンサーになっているので、日本選手を追いかけることができ、川内選手の追い上げも中継することができ、盛り上がることもできました。)


1日に2レースは、見るだけでしたが、終わったらかなり疲労感がありました。


それでも、歩いて、ロンドンの街を散策しながらホテルまで戻りました。






そして、ロンドンで流行しているらしい日本食のテイクアウトのお店 itsu で鮭弁当とドリンクを購入しました。ペットボトルには、漢字で”食べて綺麗に”と書かれていました。

健康食志向がロンドンでも高く、日本食が人気のようです。

この弁当もヘルシーで、美味しかったです。



海外ツアー

その3へ続く

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マラソンの記録

【フルマラソン】

◆男子世界記録 2時間00分35秒 ケルビン・キプタム(ケニア) 2023年10月 シカゴマラソン (2分51秒5/km)

◆男子日本記録 2時間04分56秒 鈴木 健吾 2021年2月 びわ湖毎日マラソン(2分57秒7/km)

◆女子世界記録 2時間09分56秒 ルース・チェプンゲティッチ (ケニア) 2024年10月 シカゴマラソン (3分05秒/km)

◆女子日本記録 2時間18分59秒 前田穂南 2024年1月 大阪国際女子マラソン (3分18秒/km)

◆自己記録  3時間37分32秒 2013年12月 青島太平洋マラソン(5分09秒/km)


【100km】

◆男子世界記録 6時間05分35秒 Aleksandr SOROKIN (リトアニア)  2023年5月 Vilnius (LTU) (3分39秒/km)

◆女子世界記録 6時間33分11秒 安部 友恵 (日本) 2000年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン (3分56秒/km)

◆自己記録 12時間13分41秒  2009年6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン(7分20秒/km)

記録

【ハーフマラソン】
◆男子世界記録
 57分30秒 Y.ケジェルチャ(エチオピア) 2024年10月(スペイン・バレンシア)(2分44秒/km)
◆男子日本記録 1時間00分00秒 小椋 裕介 2020年2月(香川丸亀国際ハーフ)(2分50秒6/km)
◆女子世界記録 1時間02分52秒 レテセンベト・ギデイ(エチオピア)2021年10月スペイン・バレンシアハーフマラソン (2:58.8/km)
◆女子日本記録 1時間06分38秒 新谷仁美 2020年1月 米国・ヒューストンハーフマラソン (3:09.5/km)
◆自己記録  1時間37分12秒 2013年11月 江東シーサイドマラソン(4分36秒/km)